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プラチナデータとマイナンバー制度

2017.12.09

※ややネタバレあり・・・。

『プラチナデータ(東野圭吾)』は、2006年12月号から2010年4月号に連載されたミステリー作品です。今から10年以上前に書き始められた作品で、改めて東野圭吾さんの先見性には驚かされます。
話の内容は、DNA鑑定の進化により、昔ながらの足を使った泥臭い捜査ではなく、全国民のDNAを管理し、検挙率100%・冤罪率0%を目指す日本の近未来を舞台に繰り広げられるサスペンスです。前提の斬新さと息もつかせぬストーリーで、最近読んだサスペンスでは、最も面白かったです。
さて、私としては、職業柄どうしてもマイナンバー制度と比較しつつ読んでしまいました。マイナンバー制度によって、国民は大きなメリットを享受することができるでしょう。また、国民の殆どである善良な納税者にとっても、マイナンバー制度は歓迎すべき制度かと思います。また、日本国全体にとっても、より公平で公正な社会の実現に大いに資することでしょう。
とはいえ、昨今、パナマ文書・パラダイス文書といったニュースが世間を騒がせていますが、いわゆる『プラチナデータ』のような特別扱いが許されないのは、これまた当然のことと言えるでしょう(笑)。

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