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航空機リースを使った節税

普段意識することは少ないですが、中小企業の株式にも相続税がかかります。
中小企業の株式の株価は、配当や利益や純資産などをもとに計算しますが、その中でも、利益は株価に大きな影響を与える計算要素となっています。よって、利益をいかに下げるかが、事業承継対策における重要な命題となります。
その有効な手段の一つに「航空機リース」というものがあります。これは、耐用年数の経過した中古の航空機を購入し、それを賃貸するという方法です。中古資産の場合、減価償却費が大きくとれますので、会社は航空機を購入した年に大きな赤字となり、一時的に株価も大きく下がるというわけです。
しかし、会社が赤字になるということは、その分会社の体力は減少します。よって、この方法に限ったことではありませんが、会社の財務状況をしっかりと分析した上で事業承継対策を考えることが重要です。

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