2012.11.01
【2012年11月1日】
岡山コンベンションセンター(岡山県岡山市北区駅元町14番1号)において、
税理士の小池敏範先生の研修会が開催されました。
「事例に学ぶ最新の誤りやすい役員給与と法人税実務」と
「平成23年12月・平成24年度の法人税制改正の実務対応」と題して、
定期同額給与、事前確定届出給与、出向者給与負担金の取り扱い、退職金の打ち切り支給の取り扱い、
改正税法についての講演会でした。
事前確定届出給与では、
事例として、次のようなケースについての解説がありました。
[ケース1] 届け出た金額より実際の支給額が多かった場合
答え 届出額を超過した金額だけではなく、実際支給額全額が損金不算入。
解説 事前に支給額が確定していたとは言えないから、
実際支給額全額が損金不算入となります。
[ケース2] 届け出た金額より実際の支給額が少なかった場合
答え 実際支給額全額が損金不算入。
解説 この制度は届け出をした金額以下であれば
損金算入を認めるといった趣旨の制度ではないため、
実際支給額全額が損金不算入となります。
[ケース3] 届け出はしたものの一切支給しなかった場合
答え 損金不算入額もゼロ。
解説 法人が未払金経理をしていないのであれば、
もともと損金経理をした金額がないので、
損金不算入額もゼロとなります。
また、所得税法において事前確定届出給与として届け出た役員給与の一時金が
その年分の当該役員の給与所得となる旨の規定がないため、節税対策として利用できます。
【2012年8月11日】去る8月10日(金)、岡山西税務署 租税学習センター(岡山市北区伊福町4‐5‐38)において、岡山県青年税理士クラブ8月例会が開催されま…(続きを読む)
今回の豪雨災害について、 休業を余儀なくされている従業員様と事業主様向けの 失業手当・助成金(雇用調整助成金)について、岡山労働局より通知がなされています。 h…(続きを読む)
【2012年7月26日】税理士の使命って、何でしょうか? この点について、税理士法ではその冒頭である第一条において、税理士は、税務に関する専門家として、独立した…(続きを読む)
この度の大雨により被害を受けられた皆様方に、心よりお見舞い申し上げます。 さて、未確定な部分も多いのですが、税金関係のお役立ち情報を提供させていただきます。 【…(続きを読む)
【2012年8月15日】去る8月9日木曜日。当事務所3F 会議室(岡山市北区大安寺南町)におきまして、アップライン株式会社代表取締役 相田吉宏氏をお迎えし、売上…(続きを読む)
【2012年6月19日】今日は山口大学教授・南九州税理士会所属の羽生正宗先生の講演会に行ってきました。題目は「公益法人の認定に係る現状、社会福祉法人 新会計基準…(続きを読む)