2022.01.23
第5回の事業再構築補助金の公募要領が公表されました。
今回は、主な変更点とスケジュールについて、確認していきます。
主な変更点は、以下の3点です。
1.新事業売上高10%要件の緩和
新たに取り組む事業の売上高が、総売上高の10%以上となる事業計画を策定することを求めている要件について、付加価値額の15%以上でも認めることととなりました。
これで随分と、計画が作りやすくなりますね。
2.補助対象経費の見直し(貸工場・貸店舗等の賃借料)
補助事業実施期間内に工場・店舗等の改修等を完了して貸工場・貸店舗等から退去することを条件に、貸工場・貸店舗等の賃借料についても補助対象経費として認めることとなりました。2分の1が上限ということもありますが、意外に費用の掛かる部分ですので、大変助かる方が増えそうです。
3.農事組合法人の対象法人への追加
対象となる方は限定的かと思いますが、しっかりと確認しておきましょう。
以下に中小企業庁のHPから抜粋した資料を添付しておきます。
(第5回公募における主な見直し項目)
申請受付の開始は、令和4年2月中旬予定とのこと。
さて重要なのが応募締切。これは、令和4年3月24日(木)18:00です。
毎度のことながら、18:00という期限には、十分注意しましょう。
採択結果の発表は、5月下旬~6月上旬頃を予定とあります。
なかなか先の長い話ですので、認定支援機関や金融機関とも十分相談しながら進めていきましょう。
以下に中小企業庁のHPの「事業再構築補助金の公募要領(第5回)vol1 P22」を添付しておきます。
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