2016.11.16
『土地をA(法定相続人)が相続し、売却する。
その対価となる現金は被相続人の妹(相続人以外)が受け取ること。』
と裁判所で開封された遺言書に書かれていました。
この場合、被相続人の妹の申告はどうなるでしょうか?
①法定相続人Aからの贈与として、贈与税の申告
②被相続人からの遺贈として、相続税の申告
⇒②被相続人からの遺贈として、相続税の申告になります。
このケースは「換価分割(相続財産を売却してお金に換え、そのお金を分配する方法)」
に該当し、遺産分割の方法の1つです。
よって、贈与税の課税が問題になることはありません。
ただし、不動産の換価分割では登記や譲渡所得税の問題が発生し、課税関係が複雑です。
換価分割をされる場合はぜひ税理士にご相談ください。
【2013年1月19日】 相続税の時効について以下の例を使ってご説明します。 (例) Q.父親が死亡し、7年がたちました。 当時相続税の申告をしたのですが、 今…(続きを読む)
贈与税っていいったいどれくらいかかるのでしょうか? 贈与税は受け取った人にかかります。 贈与税の計算は、 まず、その年の1月1日から12月31日までの1年間に贈…(続きを読む)
平成24年度税制改正法が3月30日参議院本会議で可決・成立しました。 主な内容と適用時期は以下の通りです。 【所得税】 ・給与所得控除の上限設定 内容:その年中…(続きを読む)
「こひょう」とは? 固定資産税評価額(こていしさんぜいひょうかがく)のことを、省略して「こひょう」と言ったりします。 確かに「こていしさんぜいひょうかがく」だと…(続きを読む)
平成27年1月1日以後の贈与に係る贈与税について、税率構造の見直しがあります。 現行では贈与者・受贈者の区分は単一ですが、この改正では (1)受贈者:20歳以上…(続きを読む)
事業承継をする前に会社の株主の把握をしていないと、会社が乗っ取られてしまうなどの 思わぬ事トラブルが起こるかもしれません。 これを未…(続きを読む)