保険を個人契約から法人契約に変更した場合の注意点についてご紹介させて頂きます。
個人で契約した保険のすべての権利を法人に譲り受けることになります。
法人は、解約返戻金および配当金積立金相当額を資産に計上する処理を行います。
個人から法人へ有償で譲渡する場合と、
無償で譲渡する場合で処理が異なりますので注意が必要です。
【法人の処理】
①個人から法人へ有償で譲渡した場合
保険料積立金 ○○円 / 現金・預金 ○○円
配当金積立金 ○○円 /
②個人から法人へ無償で譲渡した場合
保険料積立金 ○○円 / 雑収入 ○○円
配当金積立金 ○○円 /
【個人の処理】
①個人から法人へ有償で譲渡した場合
個人では、受け取った解約返戻金および配当金積立金相当額は一時所得の対象となります。
ただし、個人が名義変更までに支払った払込保険料が解約返戻金相当額を上回る場合は、
個人に課税関係は発生しません。
②個人から法人へ無償で譲渡した場合
個人に課税関係は発生しません。
持続化給付金、雇用調整助成金の益金計上時期について、ご案内致します。 持続化給付金について、 令和2年7月21日、某税務署に確認したところ、益金計…(続きを読む)
この度の大雨により被害を受けられた皆様方に、心よりお見舞い申し上げます。 さて、個人の皆様に微力ながら税金関係のお役立ち情報を提供させていただきます。 【個人の…(続きを読む)
保険を個人契約から法人契約に変更した場合の注意点についてご紹介させて頂きます。 個人で契約した保険のすべての権利を法人に譲り受けることになります。法人は、解約返…(続きを読む)
医療法人では、社員総会が年2回開催されます。 この定時総会は通常、決算月と決算翌々月の2回開催となります。 ほとんどの医療法人は、「モデル定款」により定款を作成…(続きを読む)
前回、小規模企業共済制度についてご紹介しました。 その解約手当金の受け取りについてですが、事業を続けていても受け取る方法があります。 事業をやめた時、廃業した時…(続きを読む)
【2013年1月20日】毎年3月15日までに確定申告をしなければなりませんが、確定申告では医療費控除という制度があります。医療費控除は年末調整では計上できません…(続きを読む)