2013.12.27
現在、NISA(少額投資非課税制度)についてテレビCM等が頻繁に行われていますが
どういった制度かと言いますと、毎年100万円を上限とする新規に購入した株式等を対象に
その配当や譲渡益を最長5年間において非課税とするものです。
この制度は平成26年1月1日から開始されます。
上記の様な制度のため、一見とても便利な制度と思われますが以下の点について
注意をする必要があります。
・金融機関によっては取り扱う商品が異なることがあります。
・NISAの口座で購入した株式で譲渡損が生じても、NISA以外の口座にて
生じた譲渡益と、損益通算を行うことが出来ません。
・NISAの口座で購入した株式で生じた譲渡損は、損失の繰り越しを行う事が出来ません。
・既に、保有している株式等はNISAの口座へ移すことが出来ません。
・「投資の上限100万円」というものが、100万円という金額の範囲内であれば、
取得した株式等を売却すれば再投資を行えるというものではなく、
1回の購入で100万円の株式等を購入したら、その年の上限に達するというものです。
このように注意すべき点がありますので、
リスクの高いものには向いていない制度であるといえます。
そのため、既に投資をされている方は、損益通算不可、損失の繰越不可というデメリットを
補えるだけの運用効率の高いものはどれか
また、新たに投資を始めようとお考えの方は、多少利益が少ないものであっても
ローリスクの商品を、見極める必要があると思われます。
賃借料や保険料など、一定期間分のサービスへの支払いをあらかじめ一括で行う場合、費用として損金処理を行うのは、いつが適当なのでしょうか? こちらについては、支払い…(続きを読む)
この度の大雨により被害を受けられた皆様方に、心よりお見舞い申し上げます。 さて、個人の皆様に微力ながら税金関係のお役立ち情報を提供させていただきます。 【個人の…(続きを読む)
現在、NISA(少額投資非課税制度)についてテレビCM等が頻繁に行われていますがどういった制度かと言いますと、毎年100万円を上限とする新規に購入した株式等を対…(続きを読む)
「マイナンバーカードをご存じですか?」😃 とお聞きすると、 「私は、マイナンバーを作っていません。」😎 とおっしゃる方もいますが、 マイナンバーは、すでに全国…(続きを読む)
平成24年度税制改正法が3月30日参議院本会議で可決・成立しました。 主な内容と適用時期は以下の通りです。 【所得税】 ・給与所得控除の上限設定 内容:その年中…(続きを読む)
ここまで5回にわたりポイントと税金関係について、所得税を中心にお話をしてきましたが、消費税の処理はどうなるのでしょうか。 一般の消費者の場合は関係ないのですが、…(続きを読む)