2012.10.06
【2012年10月6日】
≪お通夜が決算日、告別式が決算日の翌日の場合≫
葬儀業の収入は
大きく分けますと、
葬儀全般を通じて行う役務提供(請負業)と
会葬御礼品等の販売(物品販売業)の二つです。
そして費用収益の対応について通常の業種にはない注意が必要です。
例えば、期末日がお通夜で翌日が告別式の場合、
お通夜で渡された会葬御礼品等は売上に計上し、
告別式に渡された会葬御礼品等は棚卸に計上しなければならないのでしょうか。
この点につきましては、葬儀は通常お通夜と告別式の両日をいうものとされています。
よって、決算日において、お通夜の参列者に対して会葬御礼品等がすでに引き渡し済みであっても、
その会葬御礼品等は期末現在の棚卸資産として計上することになります。
≪相続税申告の葬儀費用≫
相続税の計算において亡くなった方のお葬式の費用は経費にすることができます。
よって葬儀業者にとって売り上げの根拠資料である葬儀清算書や請求書や領収書は、
将来相続税の申告に利用されることを前提に作成・保管しておくことが必要です。
【2012年9月16日】歯科医院の経費について、注意すべき点をご説明致します。 (1) 預け在庫の棚卸材料となる金属を技工所で購入し、技工を加えたうえで歯科医院…(続きを読む)
【2013年4月27日】ご遺族に対して会社から支給される金銭には前回お伝えした退職手当金となるものとは別に、弔慰金というものがあります。弔慰金とは、死者をとむら…(続きを読む)
ここまで5回にわたりポイントと税金関係について、所得税を中心にお話をしてきましたが、消費税の処理はどうなるのでしょうか。 一般の消費者の場合は関係ないのですが、…(続きを読む)
【2012年7月23日】※所得税の場合 八百屋さんが自分で仕入れた野菜を自分で食べてしまったらどうなるのでしょうか? こういった場合を自家消費といいます。 答え…(続きを読む)
【2012年11月24日】学園祭の季節となり、全国各地の大学では様々な模擬店が開催されています。焼きそばやたこ焼き屋やバザー等、場合によってはかなりの収入になり…(続きを読む)
最近、金額が大きいこともあり、事業再構築補助金が注目されがちですが、 同様の補助金として以前からものづくり補助金があります。 今回は、その8次申請と9次申請のス…(続きを読む)